2~3年働いたら肩たたきと言う世代ではありませんが、それでも同期は寿退社した世代。私も当然その道を辿ると思っていたら・・・、まさかの独女。結婚しないという事は往々にして住む場所もないという事であり、住む場所がなければ会社勤めもままならない。
考えてみたら至極当たり前の話なのですが、当たり前にお嫁に行くと思っていた私には見えていなかった厳しい現実。それが近眼なのに手元のスマホを離した方がクリアに見え始めた40歳辺りから、こちらの至極当たり前の厳しい現実もクリアに見えてきたから不思議(皮肉?)
想定外だよといじけてグチる暇もない程、厳しい現実が差し迫っていました。というのも10年契約社員で働いてきた会社が、2018年問題と言われている労働法改正により、早々と2018年以降の契約はないと通達して来たのです。
結婚は元よりなかったのでいいのですが(いいのか?)、職は違います。賃貸の私は職を失えば時期に宿無しにもなるのです。
そこで本来なら職探しなのかもしれませんが、私は家探しを始めました。確かに現実も厳しいのですが、将来的には最悪住む家さえあればどうにかなると思ったのです。まずは宇都宮市内で新築物件を探しました。
それで今の住居費支出を家賃にでなく、ローンに充てた方が賢明だと考えました。ローンを組むにも在席していた会社はメジャー商社の関係会社でその冠を被っていたので、ローン審査も通りやすいという事も分かったので、職探し<家探しを選択しました。
また35年ローンを組んでも完済する頃には老人ホームでは意味がないので、結婚資金にと貯めていた貯金を全部頭金にして、完済する頃にまだ現役(会社人)でいられる15年ローンにしました。
家賃を捨て金にしない為の住居購入ですから、資産価値が残らないと意味がありません。ですので、住居環境(駅からの距離も含め)には拘りました。また新築で買っても20年、25年と済んだら十分に中古物件となりますので、新耐震基準を満たしキレイにリノベーションされた物件を探しました。資産価値を残すにはマンション自体のクオリティーも勿論大事です。
ので日常的なケアもそうですが、将来的な大規模改修等の計画予定がなされている事、それを現実化する為の管理費等の積み立てがあるかもキチンと確認しました。大規模修繕の現実化はマンション取り壊し、作り替えも想定されるので、あまり戸数が多すぎると資金的には心配なくても、住民の総意を得るのが大変とも聞いたので、マンションの規模感も意識しました。
結婚もしてないのにですが、条件を疎かにはできませんが、物件もやっぱりご縁、相性のビビビッだと思いますよ。