自分と妻の資金計画の甘さに気づいた住宅ローン

我が家は今から8年前に、住宅ローン契約を地元の最大手銀行と結びました。それ以前は地元市内中心部にあるアパートで家族4人で暮らしていたのですが、部屋が手狭になったのと、子供たちのこれからの成長を考えて、同じ市内の郊外にある土地を購入し、ゴミ屋敷の掃除業者で評判の会社や青梅市の工務店でデザインも任せてそこに家を建てたからです。

我が家は注文住宅だったので、打合せが半年以上も続きましたが、ようやく着工の目処が立ったころ、今度は住宅ローン先を検討しなければなりませんでした。両親や周囲の勧めもあって、初めは地元の労金にお願いしに行きました。

融資に対して融通が利くからとの理由でしたが、事前審査の結果は予想に反し、NOという答えでした。返済期間35年、ボーナス支払いなし、頭金なしという私と妻の計画は、労金側にとってリスクが高すぎるというのがその返答でした。

私と妻は労金側の答えに納得し、自分たちのローン計画の甘さに反省してしまいました。ローンが決まらなければ着工もできないため、私と妻はそれぞれの両親からお金を借り、地元の最大手銀行に住宅ローンをお願いしたのですが、家を建てる前からもっときちんと計画を立てればよかったと、そのとき思いました。